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ソフトウェアキーボード

現場で使用するペンコンピュータにはキーボードがありません。
(PanasonicCF-19や工人舎のようにモニターを回転させてペン入力を行う機種も現場ではキーボードは使えません)
では、入力はどうやって行うのか!
ここで使用するのがソフトウェアキーボードです。弊社でも、今まではペンコンピュータメーカー独自のものかWindows標準のソフトウェア
キーボードを使用していましたが、サイズが変えられないなどご要望がありましたので、フリーのソフトウェアをいくつか紹介したいと思います。

ソフトウェアキーボードって?
本来キーボードから入力を行う処理をソフトウェアで実現したもので、画面上にキーボードを表示してマウスやタッチペンで各キーを指定して
文字入力を行うソフトウェアです。
近年では、キーボードからの入力情報を盗むスパイウェア(キーロガー型)が出ているのを防ぐ効果もあり注目されています。

今までのお客様の声を聞くとソフトウェアキーボードの不満は
1)画面サイズに対し大きくて、ワークエリアが見えなくなってしまう
2)逆に小さすぎて見えない
と言うご意見が一番多い気がします。

Windows標準のキーボードはサイズが固定ですし、各メーカーが開発したものは、大きは変えられますが大・中・小だったりして自分にベストとは
言えないものでした。

現場では、立ち仕事の中文字の入力を行わなければなりませんので、なるべくストレスを少なくしたいものです。
ネットで色々と探して、入力をしやすいキーボードを探してはいかがでしょうか?


Windows標準のキーボードです。アクセサリー⇒ユーザー補助 で呼び出せます。


SONY TYPE-Uに付属でついている、NextTextです。結構評判が良いです。


フリーソフトではスタンダードなVKEYです。色々なカスタマイズができます。
フリーソフトのダウンロードはこちら → Vkey Download


自動文字認識について(手書き認識)
さて、ソフトウェアキーボードのご紹介をしましたが、立ち仕事でかな漢字変換での入力はちょっと・・・
と思われる方に、手書き文字認識をお勧めします。
色々なメーカーで開発されていますが、今までの経験で一番認識の高い(かなり乱暴に書いてもOK!!)ソフトウェアを紹介します。
これは、弊社のお取引先から紹介されたものですが、かなりレベルが高いのでTraceMasterMultiXに取込む検討をしています。
電柱番号など、英数字・漢字が混在する入力に、手書きで書いてそのままCAD画面に配置ができればものすごく便利になるはずなので!

東京農工大 工学部 中川研究室で開発しています。
研究室の紹介は こちら → Nakagawa Laboratory

特徴
1)目的の字種に切り替えると、相当高いレベルで認識します
2)変換候補を1文字単位で変えることができます
3)1文字単位で再入力修正ができます
4)連続入力しても認識のスピードが速いです